うれしかった

今日、大学のときに行った教育実習で担当していたクラスの男の子と現在働いている大学でばったり再会した。
私は全然気づかなかったけど、私の顔を見るなり「僕が中学のときに教育実習に来てましたよね?」と言われた。面白くて目立つ子だったので、私もすぐに思い出した。


あれから5年。
丸坊主だった子は金髪のB系BOY?になってた。
たった5週間を過ごしただけなのに、私の名前も覚えてくれていて、
「先生にならなかったの?」
「なろうと思ってたんだけど、結局なれなかったんだよー」
なんて笑って言ったら、すごく残念がってくれた。
その子と一緒にいた友達が「そんな前のことよく覚えてるね」って言ったら、
その子「すごい楽しかったし、仲良かったからね。いやー恥ずかしい、初恋の人に会った気分」だって。


もともと教員なんて志望しないまま教育系の大学に行って、カリキュラムのまま小学校と中学校に実習に行った私。
目標もないまま大学に行ったことを後悔してたけど、実習後はなんとなく教員になりたい気持ちがあった。
でも周りの友達みたいに「絶対先生になりたい」みたいな教員しか頭にない状態にはなれなかった。そんな弱い意志で目指す職業ではないと勝手に思ってた。
人よりは遅くなったけど、今は自分が進みたい方向がなんとなく見えてきて毎日頑張ってる。(とは言えないかな〜)
それは私が教員になっていたとしたら、気がつかない仕事だったと思う。
ずっと普通の総合大学に行ったほうが就職楽だったな〜って思ってたけど、私はあの大学に行って、特別な経験ができて良かったって今なら言える!
そんな前向きな気持ちにさせてくれたAくん、ありがとう